紅葉デートスポットを探していると、見頃の時期も、日帰りで行けるか泊まりが向いているかも、行き先によってばらばらで迷ってしまいます。
26年の紅葉は、全国的に平年より遅いか、やや遅めになる予想です。そこで見頃が早い順に、日帰りの名所と1泊向きの温泉地を並べました。ふたりの予定に合う行き先がきっと見つかります。

紅葉を見に行きたいけど、いつ、どこが見頃なのか分からない…。日帰りにするか泊まりにするかも決められなくて…。

見頃は場所によって1か月以上ずれますから、迷って当然です。まずは早見表で時期を確かめて、行き先と日帰りか1泊かを一緒に決めていけると安心です。
この記事では、関東の日光・箱根・草津から京都まで、日帰りで行ける名所と、紅葉と温泉をセットで楽しめる温泉地を紹介します。混雑を避けるコツや夜のライトアップ、服装もまとめました。
紅葉デートスポット|見頃の早見表と行く順番
紅葉の見頃は、標高の高い場所で10月中旬に始まり、京都や都内では12月上旬まで続きます。まずは例年の時期を一覧で確かめると、どこから行くかを決めやすくなります。
見頃の早見表|例年の時期順
下の表は、例年の見頃を早い順に並べたものです。26年は全国的にやや遅めの予想なので、表の時期より後ろにずれる場所も出てきそうです。
| スポット | 例年の見頃 | 日帰りか1泊か |
|---|---|---|
| 草津温泉(群馬) | 10月中旬〜下旬 | 1泊向き |
| 上高地(長野) | 10月中旬〜下旬 | 1泊向き |
| 日光・いろは坂(栃木) | 10月中旬〜11月上旬 | 日帰り・1泊 |
| 奥入瀬渓流(青森) | 10月下旬〜11月上旬 | 1泊向き |
| 九重“夢”大吊橋(大分) | 10月下旬〜11月上旬 | 1泊向き |
| 鳴子峡(宮城) | 10月下旬〜11月中旬 | 1泊向き |
| 箱根(神奈川) | 10月下旬〜12月上旬 | 日帰り・1泊 |
| 有馬温泉(兵庫) | 11月上旬〜下旬 | 日帰り・1泊 |
| 香嵐渓(愛知) | 11月中旬〜下旬 | 日帰り向き |
| 東福寺・永観堂(京都) | 11月中旬〜12月上旬 | 日帰り・1泊 |
| 嵐山(京都) | 11月下旬〜12月上旬 | 日帰り・1泊 |
| 六義園(東京) | 11月下旬〜12月中旬 | 日帰り向き |
※見頃は例年の目安です。26年10月時点の予想では全国的にやや遅めです(最終更新 26年10月)。
最新の色づき状況は、出かける前に各地の観光協会や公式サイトの紅葉情報で確認しておくと安心です。
行く順番|10月から12月の3段階
見頃の早い順に回ると、秋の間ずっと紅葉デートを楽しめます。時期ごとの行き先は、次の3つの目安で考えると決めやすくなります。
- 10月中旬〜下旬:草津、日光、上高地など標高の高い場所
- 10月下旬〜11月:奥入瀬、鳴子峡、九重、箱根、有馬
- 11月中旬〜12月上旬:香嵐渓、東福寺・永観堂、嵐山、六義園
今年は遅めの予想なので、これから予定を立てても、11月以降に見頃を迎える名所なら十分間に合います。
紅葉デート 関東|日光・箱根・草津・六義園の4か所
関東の紅葉は、標高の高い日光・草津から先に色づき、箱根、都内の庭園へと見頃が下りてきます。デート向きのポイントと、混雑の注意をあわせて紹介します。
日光・中禅寺湖|いろは坂と湖畔の紅葉
いろは坂は48のカーブが続く名所で、上った先には中禅寺湖と華厳滝が待っています。標高の高い奥日光から色づき始め、湖畔、いろは坂の順に見頃が下りてきます。見頃の目安は10月中旬〜11月上旬です。
注意したいのは渋滞です。いろは坂は通常20分ほどの道が、紅葉の時期には2〜3時間かかることがあり、連休では最大6時間待ちになった年もあります。朝早い時間にいろは坂へ入るか、前日に近くの温泉地へ泊まって朝一番に向かうのが現実的です。時間帯ごとの外し方は、日光の紅葉デートの記事で詳しく紹介しています。
箱根|標高差で長く楽しめる紅葉
箱根は標高差で見頃が約3週間ずれるとされ、例年10月下旬から12月上旬まで紅葉を追いかけられます。大涌谷や仙石原の高い場所が早く、強羅、箱根湯本の順に色づいていきます。
新宿から箱根湯本までは小田急ロマンスカーで約80分が目安で、日帰りもしやすい距離です。例年、11月中旬〜下旬の土日は昼前後に混みやすいので、平日か朝早い時間が狙い目です。ロープウェイなどは天候で運休することがあるため、出発前に運行情報を見ておくと確実です。標高差を生かした1日の回り方は、箱根の紅葉デートの記事でまとめています。
草津|湯畑を歩く10月の紅葉
標高約1,200mの草津は、紅葉の名所の中でも早く見頃を迎える温泉街で、例年は10月中旬〜下旬です。湯畑のまわりや西の河原公園を歩いて回れます。湯畑は夜にライトアップされるので、昼と夜で雰囲気の違う散策を楽しめます。
10月のうちに紅葉デートを済ませたいときに向いています。泊まりで訪れる場合は、後半の温泉の話も参考になります。
六義園|都内で楽しむ遅めの紅葉
都内の紅葉は遅めで、六義園は11月下旬〜12月中旬が例年の見頃です。庭園を歩いて回る静かなデートになるので、遠出が難しい日にも合います。
例年、夜の特別観賞(ライトアップ)が行われます。26年の日程や券の購入方法は、公式サイトの発表を待つのが良いでしょう。
紅葉デート 京都・関西|嵐山・東福寺・永観堂の3か所
京都の紅葉は11月中旬から12月上旬が例年の見頃で、関東より遅めです。人気の名所は人出が多いので、見どころと注意点をセットで押さえておくと、当日慌てずに済みます。
嵐山|渡月橋から嵯峨野トロッコまで
渡月橋のまわりを歩き、嵯峨野方面へ足をのばせる嵐山は、散策デートの定番です。11月下旬〜12月上旬ごろが見頃で、渡月橋周辺は特に混み合うため、朝の早い時間に歩くのがおすすめです。
夕方からは、嵯峨野トロッコの「光の幻想列車」が楽しめます。26年は10月24日から12月29日まで(運休日あり)、16時30分以降の列車で運行されます。乗車券は1か月前の0時から発売で、現行車両でのライトアップ運行は今年が最後とされています。
東福寺|通天橋から眺める紅葉の雲海
東福寺は、通天橋から谷いっぱいの紅葉を見渡せる紅葉の雲海で知られています。ピークは例年11月中旬〜12月上旬です。
人気が高く、シーズン中は大勢の人が訪れます。混み合う日は、通天橋や臥雲橋の上での撮影が制限されることもあります。紅葉の時期は拝観料が上がり、通天橋・開山堂と方丈庭園は別々の拝観になります。最新の料金は、公式サイトでの確認もおすすめです。
永観堂|夜のライトアップで人気のもみじの寺
「もみじの永観堂」と呼ばれ、約3,000本のモミジが境内を彩ります。11月中旬〜12月上旬が見頃で、例年、夜のライトアップが行われます。
- 26年は、昼の拝観と夜のライトアップが入替制で、拝観券も別になっています
- 期間中は車やバイクでは行けないので、公共交通機関で向かうことになります
- 日程と拝観料は年ごとに変わります
京都で押さえたい交通規制と予約制の寺
東山や嵐山では、紅葉のピークの時期に臨時の交通規制が入る年があります。バスやタクシーが使いにくい日もあるので、規制の日程を公式の案内で確認し、移動には時間の余裕を持たせるのが良いでしょう。
瑠璃光院や圓光寺のように、事前の予約や抽選が必要な寺もあります。受付がシーズン前に始まることもあるので、行きたい寺が決まったら、早めに受付の時期を調べておくのも手です。
紅葉デート 東北・中部・九州|足をのばす7つの名所
遠出になりますが、1泊してでも行きたい7つの名所を選びました。見頃の目安と、行く前に知っておきたい点を中心にまとめています。
東北|奥入瀬渓流と鳴子峡
奥入瀬渓流は、石ヶ戸の瀬や銚子大滝、阿修羅の流れなどを、渓流沿いに歩いて楽しめる名所です。10月下旬〜11月上旬が見頃の目安です。紅葉の時期にマイカー規制が行われる年があるため、車で向かうなら規制の日程に注意が必要です。
鳴子峡は、レストハウスの見晴台や大深沢橋から、深い谷を埋める紅葉を眺められます。見頃は10月下旬〜11月中旬が目安です。紅葉の時期は駐車場が有料になる年があるので、車で行く場合は公式で確認を。鳴子温泉の宿と組み合わせて1泊しやすい場所です。
中部|香嵐渓と上高地
香嵐渓(愛知)の見頃は、例年11月中旬〜下旬です。第71回のもみじまつりは26年11月1日〜30日で、毎日日没から21時までライトアップされます。待月橋のあたりやモミジのトンネルが見どころです。土日祝のピーク時は、駅からのバスが大変混み合います。
上高地(長野)は10月中旬〜下旬が例年の見頃で、11月中旬に閉山します。マイカーは入れず、沢渡か平湯からシャトルバスに乗り換えて向かいます。行くなら10月のうちが目安です。
九州|九重“夢”大吊橋・由布院・黒川
九重“夢”大吊橋は、全長390m・高さ173mの歩行者専用の吊橋で、周辺の九酔渓は、例年10月下旬〜11月上旬に見頃を迎えます。26年は夏の高温と少雨の影響で、九州は色づきが例年ほど鮮やかにならない見込みです。色づきの様子を見ながら日程を決めると安心です。
温泉デートなら、由布院と黒川温泉も候補になります。朝霧に包まれる金鱗湖が人気の由布院は、例年11月上旬〜中旬が金鱗湖の見頃です。黒川温泉は温泉街の湯めぐりを楽しめる場所で、宿によっては日帰り入浴もできるので、九重とあわせた九州の温泉デートに組み込めます。
紅葉×温泉デート|1泊で行きたい温泉地の選び方
紅葉デートを1泊にすると、渋滞や混雑のピークを避けやすくなります。朝の紅葉をゆっくり歩き、夕方は温泉でくつろぐ。そんな過ごし方ができるのが、温泉地の魅力です。
日帰りで十分な場所と、泊まるほうがゆとりを持てる場所があります。紅葉と温泉を組み合わせやすいのは、関東の箱根・日光(鬼怒川)・草津と、関西の有馬の4か所です。

せっかくなら泊まりで行ってみたいけど、温泉地がたくさんあって選べない…。

見頃の時期と、行きやすさで絞ると決めやすくなりますよ。行きたい日に紅葉が間に合う温泉地から、見ていきましょう。
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箱根|関東から行きやすい定番の温泉地
箱根は強羅や仙石原、箱根湯本など温泉街が複数あり、紅葉スポットと同じエリアで宿を探せます。紅葉の期間が長く、例年10月下旬から12月上旬のあいだで旅行の日を選びやすいのも強みです。1泊なら、人の多い昼間をずらして朝夕の落ち着いた時間に散策できます。
箱根の宿は、箱根を含む神奈川エリアのページから探せます。
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日光・鬼怒川|いろは坂の渋滞を避ける泊まり
日光のいろは坂方面とセットで1泊すると、渋滞のピークを外して紅葉スポットへ向かえます。鬼怒川・川治の温泉に泊まり、翌日に日光へ向かう組み立てがしやすい行程です。近くの龍王峡は、例年10月下旬〜11月中旬が見頃です。
日光・鬼怒川エリアの宿は、次のリンクで見られます。
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草津|10月から楽しめる湯畑の温泉街
草津は日帰り入浴もできますが、泊まると湯畑の夜のライトアップを歩いて見られます。紅葉は10月中旬〜下旬と早いので、10月のうちに泊まりの紅葉デートをしたいときに合います。標高が高く朝晩は冷え込むため、服装は、このあとのコツの話も参考になります。
群馬県の草津温泉の宿は、次のリンクからどうぞ。
有馬|京都が混む時期に落ち着いて過ごす湯
兵庫県の有馬温泉は、神戸・大阪から行きやすく、日帰りも1泊も選べます。カエデの名所として知られる瑞宝寺公園は、見頃は例年11月上旬〜下旬で、紅葉の時期にはもみじ茶屋も出ます。京都の人気の寺社が混み合う時期に、泊まりで落ち着いて過ごしたいときの選択肢です。
京都市内に泊まる場合は、宿泊料金に応じた宿泊税が別にかかります。
有馬や京都の宿は、近畿エリアのページから探せます。
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有馬とあわせて神戸の街も歩くなら、神戸の春デート|桜と絶景のスポット4選で紹介した散策スポットも参考になります。
ほかの温泉地も見比べたいときは、全国の温泉のある旅館・ホテルから探せる温泉ページが便利です。
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紅葉デートのコツ|混雑・ライトアップ・服装の3つ
紅葉デートは、混雑・夜の楽しみ方・服装の3つを押さえておくと、当日の満足度が変わります。ひとつずつ見ていきましょう。
混雑を避ける時間帯と曜日
紅葉の名所は、朝早い時間と平日が比較的すいています。日光のいろは坂や箱根のように、土日や連休の昼前後に混み合う場所では、朝一番に着くか、近くに前泊して朝から動くと余裕が生まれます。
車は渋滞が読みにくいので、電車やバスの時刻に合わせて計画する方法もあります。ただし香嵐渓のようにバスが混み合う場所もあるため、行き先ごとに確かめておくと確実です。
夜のライトアップを組み込むコツ
夕方に紅葉を見て、そのまま夜のライトアップまで楽しむと、昼と夜の2つの表情を味わえます。六義園や永観堂、香嵐渓、嵯峨野トロッコのように、夜の演出が用意された名所もあります。
日程・予約の要否・別料金の有無は年によって変わります。行く名所が決まったら、26年の情報を公式サイトで確認してから予定を立てるのがおすすめです。
服装と持ち物
紅葉の時期は朝晩と日中の気温差が大きく、標高の高い場所や夜のライトアップの時間はさらに冷え込みます。重ね着できる服を基本に、歩きやすさも優先すると、1日楽に過ごせます。
- 脱ぎ着しやすい羽織りやカーディガン
- 歩きやすい靴(石畳や坂道、階段が多い名所もあります)
- 首元を温めるストールやマフラー
- 手袋やカイロ(夜のライトアップの時間に)
- モバイルバッテリー(寒いと電池の減りが早くなることがあります)
紅葉デートのよくある質問|3つの疑問に回答
紅葉デートを計画するときによく挙がる疑問を、3つにまとめました。
紅葉デートは付き合う前でも誘えますか?
昼間に歩いて回る日帰りの名所なら、気軽に誘いやすいです。六義園のような庭園散策や、箱根の日帰りコースが当てはまります。1泊や夜のライトアップは、関係が深まってから切り出すほうが自然な場合もあります。
相手の好みに合わせた行き先選びは、星座別デートプラン12選|相手が喜ぶ行き先と誘い方でまとめています。
見頃を外してしまったときはどうすればいいですか?
紅葉は標高の高い場所から低い場所へと、見頃が下りてきます。行く日が決まっているなら、標高や地域を変えて見頃に合う場所を選ぶと間に合います。箱根のように標高差がある場所は、日によって見頃のエリアが違います。
見頃が過ぎても、散った落ち葉が地面を染める景色には、盛りの紅葉とは違う風情があります。
宿はいつ頃予約すればいいですか?
紅葉のピークの週末は、人気の宿から埋まりやすい傾向があります。行く時期が決まったら早めに空室を確認しておくと、選べる宿が増えます。キャンセルの規定もあわせて見ておくと、予定が変わったときに慌てずに済みます。
紅葉デートスポットまとめ|行き先と時期を決める3ステップ
紅葉デートは、見頃の時期、日帰りか1泊か、予約の要否の順に決めていくと、行き先が自然に絞れます。
- 見頃の時期を決める:早見表から、ふたりの予定に合う時期の名所を選ぶ
- 日帰りか1泊かを決める:渋滞が多い日光や、遠出になる東北・九州は1泊も候補にする
- 予約とライトアップを確認する:宿、予約制の寺、夜の特別観賞は公式で日程を確かめる
今年は見頃が遅めの予想なので、11月以降の予定でも間に合う名所がたくさんあります。気になる場所が見つかったら、まず日程から決めてみるのが近道です。

行きたい場所が少し見えてきたかも。まずは日程を決めて、相手に声をかけてみようかな…。

見頃の早い名所から候補を選べば、予定も立てやすくなります。ふたりで過ごす秋の1日を、ゆっくり楽しめますように。

